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中小企業必見!夏休みのインターン募集・集客戦略

夏休みや冬休み、春休みなどの長期休暇は、学生が企業研究や仕事体験に取り組みやすい時期です。授業や試験の影響を受けにくく、普段は参加しにくい複数日程のプログラムや、地元企業が開催するイベントにも足を運びやすくなります。企業にとっても、長期休暇は学生との接点を増やし、自社の仕事内容や社員の人柄、職場の雰囲気を直接伝えられる貴重な機会です。

マイナビが2028年卒予定の大学生・大学院生を対象に実施した調査では、夏季休暇中に帰省先や現在住んでいる地域で開催されるキャリア形成活動へ「参加したい」と回答した学生は約8割に上りました。特に、交通費や宿泊費の負担が少ないことや、帰省期間中でも参加できる短期間のプログラムが、参加意欲を高める要素として挙げられています。夏休みは学生が積極的に企業研究やキャリア形成に動く時期です。この時期をしっかりと活用し、学生と接点を持てるようしっかりと集客施策も行いましょう。
出典:マイナビ2028年卒 大学生キャリア意向調査(6月)<夏季休暇の帰省・地元インターン参加>

夏インターンに向けた学生の動き

企業が注意したいのは、学生が夏休みに入ってからインターンシップを探し始めるわけではないという点です。
2028年卒学生を対象とした調査では、6月の時点で42.0%が何らかのキャリア形成活動に参加しています。実務体験を含む5日間以上のインターンシップへの参加率は12.0%で、前年同月から7.0ポイント増加しました。さらに、インターンシップ等のキャリア形成活動に参加するために、書類選考や面接を「受けたい」と回答した学生は81.3%に上ります。
出典:マイナビ2028年卒 大学生キャリア意向調査(6月)<インターンシップ・キャリア形成活動>~2028年卒業予定の学生が現時点で興味のある業種~

この結果から、学生は夏前から積極的に情報収集や応募を進めていることが分かります。夏休みに開催する場合でも、開催直前に募集を始めるのではなく、早い段階から告知を行いましょう。募集ページの制作、就職情報サイトへの掲載、大学への案内、SNSでの発信などを逆算して準備する必要があります。

「インターンシップ」と「オープン・カンパニー」の違い

長期休暇に学生向けプログラムを開催する際は、内容に合わせて「インターンシップ」と「オープン・カンパニー」を使い分けることが大切です。実施内容に適した名称を使用することで、学生との認識のズレを防げます。

インターンシップとは

インターンシップとは、学生が企業の実務を経験し、自身の能力や仕事との適性を確認するプログラムを指します。汎用的能力活用型では5日間以上、専門活用型では2週間以上の実施が求められ、原則として夏休み、冬休み、入試休み、春休みなどに開催します。実施期間の半分を超える日数を就業体験に充て、社員による指導と終了後のフィードバックを行う必要があります。

長期間かつ実践的な内容になるため、学生側も企業側もスケジュールの確保や準備が必要になります。その分業務内容を深く理解してもらい、社員と深く関わることで社風も知ることができ、その後の採用応募に大きく影響するプログラムです。

オープン・カンパニーとは

オープン・カンパニーとは、企業や業界に関する情報提供を主な目的とする会社説明会やお仕事体験などの短期的なイベントです2025年より前までは、1日だけの会社説明会や職場見学もインターンシップと呼んでいましたが、今は分けて定義されます。

5日間以上の受け入れ体制を整えることが難しい企業は、無理にインターンシップを実施する必要はありません。人的リソースの問題や、5日間も受け入れる体制が無い場合は、半日または1日で完結する会社説明、職場見学、若手社員との座談会、業界研究などを組み合わせたオープン・カンパニーから始めることがおすすめです。

長期休暇に開催する3つのメリット

学生の長期休暇に合わせた開催は、通常の授業期間では組みにくい日程やプログラムを実現できるため、企業理解を深め、採用につながる接点をつくりやすい時期です。

複数日程で「仕事の一連の流れ」を体験してもらえる

長期休暇は、数日間にわたるインターンシップを組みやすい点がメリットです。業界理解、課題分析、企画作成、プレゼンテーション、社員からのフィードバックまで、一連の仕事を体験してもらえます。学生は職種への適性を確認でき、企業側も参加者の考え方や行動をじっくり把握できます。

平日の日中に普段の職場を見てもらえる

授業期間中は、半日のみや参加できる日程が合わないなど、通常の職場の様子を伝えにくい場合があります。長期休暇なら平日の日中に開催しやすく、社員が働く様子や社内の雰囲気を見てもらえます。営業同行、会議見学、工場・店舗見学など、実際の業務と連動した内容も取り入れやすくなります。

帰省中の学生や県外学生と接点をつくれる

長期休暇は、県外へ進学した学生が地元へ帰省する時期です。帰省日程に合わせて開催すれば、移動や宿泊の負担を抑えて参加してもらえます。特に地域企業にとっては、普段接点を持ちにくい地元出身者へ、自社や地域で働く魅力を伝えられる貴重な機会です。地元での就職を検討している学生にとって、企業研究を積極的に行う時期に接点を作ることは非常に重要です。

長期休暇ならではの企画が重要

長期休暇の強みを活かすには、通常期と同じ会社説明会を行うだけでは不十分です。5日まではいかなくとも、複数日程の仕事体験、職場見学、帰省学生向けに複数日開催など、その時期だからこそ実現できる内容を盛り込むことが、学生の理解と応募意欲を高めるポイントです。

インターン募集を成功させる7つのポイント

長期休暇はチャンスである一方、知名度で劣りやすい中小企業にとっては人が集まらないという課題もあります。中小企業はまずインターンシップやオープン・カンパニーを募集していることを、学生に見つけてもらう必要があります。

1.参加してほしい学生を明確にする

最初に、どのような学生に参加してほしいのかを整理します。学年、学部、専攻、興味のある業界・職種、居住地域など、対象学生を具体的に設定しましょう。「大学生なら誰でも歓迎」と広げすぎると、内容が抽象的になり、かえって魅力が伝わりにくくなります。

例えば、「広告業界に興味がある学生」「ロボットに携わる仕事を体験したい学生」「愛知県で働くことを検討している学生」と設定すれば、募集ページで伝えるメッセージも明確になります。

2.タイトルで体験内容を伝える

就職情報サイトでは、多くの企業のインターン募集が一覧で表示されます。「1day仕事体験」「会社説明会」という名称だけでは、他社との違いが分かりません。

「地域企業の集客課題を考える広告企画体験」「若手社員と挑戦する新商品の販売促進企画」など、体験する仕事や参加メリットが想像できるタイトルを付けましょう。学生が一覧画面を見た瞬間に、「何を体験できるのか」が分かることが大切です。

3.参加しやすい条件を整える

長期休暇とはいえ、帰省や旅行、アルバイトなどの予定も入りやすいため、複数の開催日を設定することが有効です。開催場所、最寄り駅、所要時間、服装、持ち物、交通費支給の有無、昼食の有無なども募集ページに掲載しましょう。

遠方の学生を対象とする場合は、オンライン説明会と対面プログラムを組み合わせる方法もあります。最初の企業説明はオンラインで実施し、興味を持った学生に対面の仕事体験を案内すれば、参加のハードルを下げられます。

4.自社サイト以外にも募集情報を掲載する

今は自社の採用サイトやSNSで告知を行っている企業が多いです。自社の採用サイトやSNSは、すでに企業名を知っている学生には有効です。しかし、知名度が高くない企業の場合、学生が企業名を検索して採用サイトへたどり着くとは限りません。自社サイトで待つだけでは、魅力的なプログラムを企画しても存在を知ってもらえない可能性があります。

マイナビなどの就職情報サイト、大学のキャリアセンター、合同イベント、SNS、Web広告など、複数の接点をつくりましょう。それぞれの媒体から専用の募集ページへ誘導し、応募数やページ閲覧数を確認することで、次回の改善にもつなげられます。

5.参加後のフォローまで設計する

インターンシップやオープン・カンパニーは、開催して終わりではありません。終了後のお礼メール、アンケート、次回プログラム、社員交流会、採用情報などを案内し、学生との接点を継続しましょう。

応募受付から開催前のリマインド、参加後のフォローまでをあらかじめ設計しておくと、連絡漏れを防ぎやすくなります。参加者の反応やアンケートを記録し、次回のプログラム改善に活用することも重要です。

中小企業には対面型イベントへの出展がおすすめ

直接採用応募に関わる合同説明会や就職フェア以外に、インターンシップやキャリア形成に特化したイベントも開催されています。WEBではユーザーが調べたことしか出てこない反面、リアルな対面イベントでは工夫次第で学生と接点を持つことが可能です。

 

中小企業の課題は「学生に見つけてもらえない」こと

中小企業のインターン募集では、学生に自社の存在を知ってもらうことが大きな課題です。採用サイトに募集情報を掲載しても、企業名を知らない学生には届きません。SNSも有効ですが、採用ターゲットへ必ず情報が届くとは限らないため、複数の接点をつくる必要があります。

対面型イベントは認知獲得のきっかけに

知名度が劣りやすい中小企業にこそ、おすすめしたいのが学生と企業が直接出会える対面型のインターンシップ・キャリアイベントです。

イベントには、企業研究やインターン探しを目的とした学生が来場します。会場内で複数の企業を比較するため、来場前には知らなかった企業のブースへ立ち寄る可能性もあります。指名検索されにくい中小企業にとって、対面型イベントは自社を見つけてもらう貴重な入口です。弊社エムズコーポレーションから出展のご案内が可能なので、気になる方はぜひご相談下さい。

採用動画やパンフレットで企業理解を促す

ブースでは、採用動画パンフレットも効果的です。短時間で事業内容を伝えられる動画では、社員・仕事の様子を伝える内容を放映することで、口頭説明だけでは伝えきれない魅力を補えます。パンフレットは持ち帰ってもらえる確率が高いため、後から振り返ってもらうことで、忘れられることを防ぎます。

ブース内やパンフレットにはインターン募集ページへアクセスできる二次元コードも設置し、学生の行動を促す導線をしっかりと用意しましょう。

 

対面型イベントは「認知の入り口

対面型イベントの目的は、その場ですぐに応募者を獲得することだけではありません。まず自社を知ってもらい、採用サイトやインターン募集ページを見てもらうことが重要です。イベントを学生との最初の接点と捉え、応募までの流れを設計しましょう。

夏に間に合わなければ冬休み・春休みを活用

夏休みの開催に間に合わない企業は、冬休みや春休みに向けて準備を始めましょう。

長期休暇は夏だけではありません。冬休みや春休みも、学生が企業研究や仕事体験へ参加しやすい時期です。夏のキャリアイベントへ出展して自社を知ってもらい、冬休みのオープン・カンパニーへ誘導する方法もあります。まずは半日程度のプログラムから始め、学生の反応や社員の受け入れ体制を確認したうえで、内容を充実させていくとよいでしょう。

毎年直前になって募集を始めるのではなく、夏、秋、冬、春の接点を年間計画として設計することが、安定した母集団形成につながります。

まとめ

夏休みをはじめとする長期休暇は、企業が学生に自社を知ってもらい、仕事内容や職場の魅力を伝える絶好の機会です。インターン募集を成功させるためには、魅力的なプログラムをつくるだけでなく、学生に情報を届け、応募しやすい導線を整える必要があります。特に知名度に課題を感じている中小企業は、自社サイトで応募を待つだけでなく、学生が集まる対面型イベントへ積極的に出展することをおすすめします。

株式会社エムズコーポレーションでは、就職情報サイトへの掲載やイベント出展のご案内に加え、学生に立ち止まってもらうブース装飾、短時間で企業理解を促す採用動画の制作、採用サイトの制作まで一貫してサポートしています。

「インターンを募集しても学生が集まらない」「自社に合うイベントが分からない」「オープン・カンパニーの内容を相談したい」という企業様は、まず採用ターゲットや現在の課題を整理することから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者

エムズコーポレーション編集部
エムズコーポレーション編集部

総合広告代理店エムズコーポレーションが執筆するお役立ちコラムです。広告やWEB制作、採用支援など、創業30年以上の経験から得たノウハウを生かし、分かりやすく情報を発信しています。広告初心者の企業様、集客・事業に悩んでいる企業様へ、戦略のヒントになるような記事をめざしています。

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