AI時代の検索対策は?これからのSEO・検索広告のポイントを解説
「名古屋 広告会社」「Web広告 費用」のように、知りたいことを短い単語にしてGoogleで検索する。これまでは、このような検索方法が当たり前でした。
しかし、ChatGPTなどの生成AIやGoogle検索のAI機能が普及したことで、この検索行動が大きく変わり始めています。
たとえば現在では、「名古屋で中小企業の集客に強くて、Web広告だけではなくテレビCMやホームページについても相談できる広告会社を教えて」といったように、人に質問するような文章で検索することが珍しくなくなりました。
こうした検索行動の変化は、ユーザーの検索をもとに集客してきた企業にとって無関係ではありません。
ホームページのSEOや、Googleなどの検索広告についても、これまでとは異なる考え方や対応が求められ始めています。
本コラムでは、AIの登場によって検索がどのように変わったのか、AIへの対応方法など解説いたします。
目次
AIの台頭で検索状況はどう変わった?
「単語で検索」から「文章で相談」する検索へ
これまでGoogleで何かを調べるときは、「広告会社 名古屋」「集客 方法」のように、知りたいことを2~3個の単語へ置き換えて検索するのが一般的でした。
しかし、ChatGPTなどの生成AIを使う場合は、わざわざ検索用の短い言葉へ置き換える必要がありません。
「新しく飲食店を開く予定ですが、予算50万円で地域の人に知ってもらうには、どんな広告が向いていますか?」
といった形で、状況や予算、悩みまで含めて質問できます。
GoogleでもAI Modeの初期利用者について、従来の検索と比べて2~3倍の長さの質問をしていたと公表しています(※1)。
ユーザーは徐々に、「検索するための言葉を考える」のではなく、知りたいことをそのまま文章で伝えることに慣れ始めていると考えられます。
参照(※1):Googleニュース
検索結果を自分で比較するだけではなくなった
従来のGoogle検索では、検索結果に表示された複数のWebサイトから、自分でページを開き、内容を読み比べる必要がありました。
一方、生成AIでは複数の情報を整理したうえで、質問に対する答えをまとめて提示します。
検索結果からWebサイトを探すだけだった検索が、AIと会話しながら情報を絞り込む場へと変化しているのです。
AI検索の普及とSEO対策の関係性
「検索1位」だけでなく「AIに引用される」が重要になる
AI検索が広がることで、Google検索でできるだけ上位に表示されるSEO対策に加えて、もう一つ重要になるのが、AIが回答を作る際に自社サイトの情報を参考にしてくれるかという点です。
たとえばユーザーが、「名古屋でWeb広告に強い広告会社の選び方を教えて」と質問した際、自社サイトの記事がAIの参考情報として使われれば、ユーザーが自社を知る新しいきっかけになります。
これからは「検索結果に表示されること」に加えて、「AIの回答の中でも見つけてもらうこと」を考える必要があります。
AI検索が増えてもSEOはなくならない
AIによる検索でも従来のSEOの基本的な考え方は引き続き重要になってきます。
AI検索も、インターネット上に公開されているWebページをもとに、関連性の高い情報を探しています。
- 読みやすい記事を作ること
- 役立つ情報を掲載すること
- 自社ならではの情報を発信すること
- Googleがページを確認できる状態にしておくことなど
AI検索対策はSEOとまったく別のものではなく、これまでのSEOをAI検索にも対応できるよう発展させていくことになります。
AI検索に合わせた「AIO」について
AIOとはAIに情報を見つけてもらいやすくする取り組み
最近、「AIO」という言葉を目にする機会も増えています。
AIOとは、AIがユーザーへの回答を作る際に、自社の情報を見つけ、参考にしやすくするための取り組みです。
従来のSEOが「検索結果で見つけてもらうための対策」だとすれば、AIOではそこに「AIにも内容を理解してもらう」という考え方が加わります。
AIに引用されるために意識したい5つのポイント
AIに必ず引用される方法はありません。しかし、AIにもユーザーにも理解しやすいサイトを作るために意識できるポイントをご紹介です。
- 自社独自の情報を掲載する
実績、事例、担当者の経験、独自調査など、他社にはない情報を増やします。 - 質問に対する答えを明確にする
結論が分からない長い文章ではなく、「質問→答え→理由」の順番を意識します。 - 数字やデータの情報元を示す
調査結果や統計を掲載するときは、誰がいつ発表した情報なのかを明記します。 - 会社や執筆者について伝える
会社概要、実績、担当者紹介などを整え、誰が情報を発信しているのかを明確にします。 - 古い情報を定期的に更新する
数年前の記事を放置せず、料金、サービス内容、制度などを最新情報へ見直します。
AI検索での表示を確認
これまでは「AIが自社サイトを参考にしているのか分かりにくい」という課題がありました。しかし、2026年にGoogleが提供しているSearch Consoleに生成AI検索専用の確認機能が追加されました。
そのため今後は、「AI検索でどのくらい自社の情報が表示されたか」も確認しながら記事を改善していくことができます。
文章で検索する人が増えると検索広告はどう変わる?
ユーザーが検索する言葉を事前に予測しにくくなる
従来であれば、「法人 スマホ おすすめ」と検索していた人が、
「営業社員50人にスマートフォンを持たせたいので、料金を抑えながら管理しやすい法人向けサービスを探したい」と検索するようになるかもしれません。
検索する目的は同じでも、入力される文章は人によって大きく変わります。
その結果、広告を出す企業側が「ユーザーはこのキーワードで検索するだろう」と、すべての検索パターンを事前に予測することが難しくなります。
複雑になった検索を捉えるためにAI Maxを活用する
AI時代の検索広告で注目したい機能の一つが「AI Max」です。
AI Maxは簡単にいえば、従来の検索広告にGoogleのAIをより積極的に活用するための仕組みです。
登録したキーワードだけではなく、広告内容やホームページの情報なども参考にしながら、広告を表示する可能性のある検索を広げていきます。
さらに、ユーザーが検索した内容に合わせて広告文を調整したり、ホームページの中から適したページを広告のリンク先として選ぶことが可能です。
こちらで想定できない複雑化した検索語句に対しても広告配信できる仕組みを整えることができます。
まとめ
AIの普及によって、検索は「短いキーワードで探す」方法から、「悩みや条件を文章で伝え、AIに相談する」方法へと変わり始めています。
これからは、SEOだけでなく、AIに自社の情報を理解・引用してもらうAIOの視点や、AI Maxを活用した複雑化した検索語句に合わせた広告施策を実施することが問合わせ向上のために重要になってきます。
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