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コロナ禍デジタルサイネージ広告市場の成長は?現状と2024年までの成長予測

私たちの身の回りですっかり身近になったデジタルサイネージ広告。屋外、店頭、交通機関の中など、さまざまな場所で広告を目にする機会が増えています。

ディスプレイの普及やネットワークの発展に伴って、デジタルサイネージ広告市場は年々拡大していました。しかし2020年は一転、コロナ禍による外出自粛を受け、広告の影響力が下がる時期が続きました。これからのデジタルサイネージ広告市場、交通広告市場はどう変わっていくか、最新の調査事例から考えていきます。

デジタルサイネージ広告の4分類と2020年の市場規模

今回注目するのは、サイバー・コミュニケーションズがデジタルインファクトと共同で行ったデジタルサイネージ広告関連事業者についての調査結果です(調査期間2020年8月~10月)。

この調査では、デジタルサイネージ広告を「交通機関」「商業施設・店舗」「屋外(OOH)」「その他」の4つに分類し、2020年の推計と2024年までの予測を実施しています。この調査によると、新型コロナウイルスの拡大で外出自粛が余儀なくされ、デジタルサイネージと人々の接触数が大幅に減少。2020年のデジタルサイネージ広告市場規模は2019年に比べて32%減少となる見通しになりました。

現在のデジタルサイネージ広告市場を分析すると、メインとなっているのは交通機関に関する出稿(全体の61%)。交通機関内の広告とは鉄道車内、駅構内、タクシー、空港、飛行機、バスなどに展開された広告のことです。

今年は交通広告・デジタルサイネージ広告は不利な状況でした。外出自粛がダイレクトに交通機関の利用者源に繋がってしまったからです。しかし、今後は経済環境の回復に合わせて需要が回復していくと予想されます。2021年には前年同程度の109億円、そして右肩上がりに成長して2024年には257億円に達し、交通広告だけで見ると今年の3倍になるとの予測です。

(参考:https://www.cci.co.jp/news/2020_11_25/01-29/

デジタルサイネージの可能性

J・ADビジョンCentral 名古屋駅地下通路 ▲ポップアップイベントの訴求。名古屋駅地下の店舗導線通路で実施

デジタルサイネージ広告は、さまざまな可能性を秘めた広告です。見る人に大きなインパクトを与え、商品やサービスの特徴を強く訴求できます。ポスターなどの静的な広告よりも注目を集めやすいです。特に歩いての移動中はスマホなどのメディアに接する時間も限られるので、そこで目にするデジタルサイネージ広告の影響は大きくなります。

当社で取り扱う主なデジタルサイネージ広告は、駅構内の柱や壁面に設置した液晶ディスプレイに表示する形式です。デジタルサイネージは動画を流すことができるのが大きな強み。通行人の目を引き、伝えたいことをダイレクトに訴求することができます。1箇所ではなく複数のデジタルサイネージで同時に広告が流れるので、その一体をジャックしてさらなるインパクトが狙えます。

また、デジタルサイネージ広告は一定期間繰り返し流れます。消費者が普通に生活をしている中で、自然に反復訴求ができます。繰り返し広告を目にすることで、認知度も高まりますし、伝えたいメッセージを刷り込むことができます。また、動的でインパクトのある広告はSNSやモバイルとの相性も抜群。ユニークな仕掛けを実施できれば、SNSで拡散され、さらに広い範囲や年齢層のターゲットに訴求できます。

デジタルサイネージで効果のあるサービスや業種とは?

今後は、コロナ禍を経て消費者の情報の受け取り方や求めるニーズも大きく変わっていきます。実際、コロナの影響で落ち込んだデジタルサイネージ広告の需要回復を牽引していくのは、「巣ごもり需要を取り込んだオンラインサービス」や「デジタル化を推進するクラウドサービス」など新しい生活様式に応じたサービスを提供する広告主による出稿だったようです。

特に交通分野で展開するデジタルサイネージ広告は、その地域に密着した情報提供に強みがあります。消費者の生活圏の中で強制的に目にする広告なので、強くインパクトを残すことができればすぐに行動を呼び起こすこともできます。ローカルビジネスとは相性の良い広告形態だといえます。お店の新規オープンや新商品、リニューアル時などは地域の人に広く伝えるためにもデジタルサイネージ広告を上手に使いたいですね。

また、新しいライフスタイルに関するサービスは消費者の注目も高く、デジタルサイネージ広告を通じてさらなる認知拡大が期待できます。

今年は一定の落ち込みがあったものの、状況の改善に伴って人々の移動は復活します。遠方への移動や海外旅行が制限される分、その地域のサービスや商品への注目度は高まると想定されます。この時代だからこそ、デジタルサイネージで地域の人向けに広告を発信することの価値が見直されていきそうです。

ポストコロナ、戦略的な広告運用を考えよう

コロナの影響で、広告形態によっては大きな影響を受けた2020年。来年以降、再び屋外広告や交通広告は復調してくと予想されます。その中で、デジタルサイネージ広告は高い訴求力を持ち、消費者にメッセージを伝えられる魅力的な広告媒体。ポストコロナでの成長を考えた時、活用を検討したい広告です。

どのような広告が時勢に会い、消費者との相性がいいのか。今一度広告戦略を検討してみてはいかがでしょうか。

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