駅広告の費用はどのくらい?費用の目安や駅広告の種類を解説

駅広告の出稿を検討する際、最も気になるのが費用面ではないでしょうか。駅広告は掲載場所や媒体の種類によって料金体系が大きく異なります。この記事では、駅広告にかかる具体的な費用相場や駅広告の種類、メリットなど、出稿前に知っておきたい情報を詳しく解説していきます。
目次
駅広告にかかる費用はどのくらい?
駅広告の費用は、掲載する駅のランクや媒体の種類によって数万円から数百万円まで幅広く設定されています。主要ターミナル駅では高額になりやすい一方で、地方の小規模駅では比較的手頃な価格で出稿できます。
※2025年12月時点調べ
※価格改定、広告枠の改定が発生する場合があります。最新の情報は随時お問合せ下さい。
※全て税抜き表記です。
駅広告の費用の決まり方
駅広告の料金は、沿線やエリアによって大きく変動する仕組みです。各鉄道会社は駅ごとに等級分け(S~G)を行っており、利用者数の多い駅ほど高い料金設定となります。
| 等級 | 該当駅 |
|---|---|
| S等級 | 銀座、表参道 など |
| A等級 | 東京、新宿 など |
| B等級 | 霞ケ関、秋葉原 など |
| C等級 | 国会議事堂前、乃木坂 など |
駅等級に加えて、掲載する看板の種類や面積、掲出期間によっても費用は変わってきます。同じ駅でも、媒体によって数倍の価格差が生まれるケースもあります。
JR東日本沿線の費用目安
JR東日本沿線における主要駅の費用目安は、以下のとおりです。
| 等級・駅 | 費用 |
|---|---|
| S 渋谷、新宿 |
BO:84,000円 B1:42,000円 B2:21,000円 |
| A 東京、池袋、秋葉原、品川など |
BO:76,000円 B1:38,000円 B2:19,000円 |
| B 五反田、神田、代々木など |
BO:56,000円 B1:28,000円 B2:14,000円 |
| 掲出先 | サイズ | 柱数 | 面数 | ロール | 費用 |
|---|---|---|---|---|---|
| J・ADビジョン 新宿駅南口 | 70インチ | 2 | 8 | 6分 | 開放1週:200,000円 |
| J・ADビジョン 新宿駅東口 | 70インチ | 2 | 8 | 6分 | 開放1週:200,000円 4週:370,000円 5週:460,000円 |
| SHINJUKU M-VISION | 180インチ | – | 1 | 3分 | 180秒1週:2,000,000円 30秒1週:400,000円 |
出典:株式会社ジェイアール東日本企画「JR線駅ランク別広告料金」「駅メディア・駅デジタルメディア」※2025年12月調べ
JR東海沿線の費用目安
JR東海沿線における主要駅の費用目安は、以下のとおりです。
| 等級・駅 | 費用 |
|---|---|
| A 名古屋 |
BO:58,000円 B1:29,000円 |
| B 静岡、浜松 |
BO:40,000円 B1:20,000円 |
| C 豊橋、三島 |
BO:38,000円 B1:19,000円 |
| 掲出先 | サイズ | 面数 | ロール | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| 名古屋駅ツインビジョン新幹線口 | 85インチ | 2 | 6分 | 15秒1ヶ月:220,000円 |
| 名古屋エクスプレスビジョン | 55インチ | 18 | 2分30秒 | 15秒1週:600,000円 ロールジャック1週:3,000,000円 |
| 名古屋デジタルスクエア | 55インチ | 9 | 2分30秒 | 15秒1週:400,000円 ロールジャック1週:2,000,000円 |
出典:株式会社JR東海エージェンシー「駅ポスター広告」「名古屋駅ツインビジョン」「名古屋エクスプレスビジョン」「名古屋デジタルスクエア」※2025年12月調べ
大阪メトロ沿線の費用目安
大阪メトロ御堂筋線沿線における主要駅の費用目安は、以下のとおりです。
| 等級・駅 | 費用 |
|---|---|
| S 梅田、なんば、天王寺 |
BO:60,000円 B1:30,000円 |
| A 心斎橋、淀屋橋、本町、新大阪 |
BO:50,000円 B1:25,000円 |
| B なかもず、西中島南方 |
BO:45,000円 B1:22,500円 |
| 掲出先 | サイズ | 面数 | ロール | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| Umeda Arch Vision | H4,000mm W40,000mm |
1 | 12枠/3分 | 15秒1週:600,000円 1社買い切り1週:6,000,000円 |
| 梅田ホームビジョン | 65インチ | 12 | 12枠/3分 | 15秒1週:120,000円 1社買い切り1週:1,000,000円 |
| 梅田コンコースビジョン | 北55インチ 中65インチ |
北24 中12 |
12枠/3分 | 15秒1週:280,000円 1社買い切り1週:2,800,000円 |
出典:大阪メトロアドエラ 「Osaka Metro Group MEDIA GUIDE 2025 駅デジタルサイネージ」「Osaka Metro Group MEDIA GUIDE 2025 単貼広告」※2025年12月調べ
駅広告の主な種類
駅広告には看板タイプからデジタルサイネージまで多様な媒体が存在します。それぞれ掲載場所や特性が異なるため、広告目的や予算に応じて最適な種類を選択する必要があります。
駅看板広告(サインボード)
駅看板広告は、駅コンコースやホームの目立つ場所に設置される看板形式の広告媒体です。サインボードとも呼ばれます。掲載期間や看板の種類が豊富で、掲載する際の柔軟性の高さが特徴です。1週間の短期掲載から数ヶ月の長期掲載まで対応している場合が多く、継続的な露出によってブランドの認知度向上が期待できる媒体といえます。
駅利用者の動線上に配置されることから同じ利用者の目に繰り返し触れやすく、記憶への高い定着が期待できます。
駅貼りポスター
駅貼りポスターは、駅構内の専用壁面に掲示する広告です。B0サイズからB2サイズまでポスターサイズを選択でき、広告内容や予算に応じた調整ができます。1駅1枚から掲載できる手軽さが魅力で、初めて駅広告を出稿する企業でも取り組みやすい広告媒体です。
特定の駅だけでなく、複数の駅での同時掲載にも対応しており、路線全体やエリア全体へのアプローチも実現できます。比較的低予算から始められる点も特徴で、駅広告の効果を試したい場合にも適した選択肢といえます。
デジタルサイネージ
デジタルサイネージは、駅構内に設置されたモニターを用いた広告媒体です。動画コンテンツや静止画を繰り返し放映する形式となっており、複数のクリエイティブを時間帯によって切り替える運用もできます。
駅構内では動画から音声を流せないケースが多いものの、明るく動きのある画面は利用者の視線を集めるために有効です。紙媒体と比較して、視覚的な訴求効果が高いといえます。また、季節やキャンペーンに合わせて素早くコンテンツを差し替えられる柔軟性も特徴です。
柱巻き広告
柱巻き広告は、駅コンコースやホームにある柱にシート状の広告を巻きつける形式の媒体です。
利用者が駅構内を移動する際、必ず視界に入る位置に配置されるため、高い視認効果と接触率が期待できます。特に主要駅で柱巻き広告を展開すると、多くの利用者にリーチすることが可能です。また、駅全体の柱を同一広告で統一するジャック広告も実施でき、圧倒的なインパクトによるブランドイメージの浸透が図れます。
大型ボード広告
大型ボード広告は、駅構内の中でも面積の広い広告媒体です。大型シート広告とも呼ばれます。
駅の壁面全体を覆うほどの大きさを持つため、遠くからでも視認できるインパクトの高さが魅力です。圧倒的な存在感によって利用者の注目を集めやすいことから、ブランドや商品の認知拡大において高い宣伝効果を発揮します。映画の新作公開やアーティストの新曲リリース、大手企業の新商品発表など、話題性の高いプロモーションでよく活用される媒体といえます。また、アイドルやタレント、アニメによる掲載はファンがSNSヘ写真をアップしてくれる動きも期待できます。
フラッグ広告
フラッグ広告は、駅構内の天井からポスターを吊り下げる形式の広告媒体です。通路の上部空間に連続して設置されるケースが多いため、その駅の利用者だけでなく乗り換え客や周辺施設への来訪者の目にも留まりやすい特徴があります。ある程度規模の大きい駅に設置されています。
また、駅周辺に店舗を構える企業にとっては、来店への誘導施策としても有効です。複数枚を連続配置することで統一感のある空間演出が可能となり、ブランドイメージの印象付けにも活用できます。
駅広告のメリット
駅広告の強みとして、視認性や反復訴求効果の高さが挙げられます。また、エリアを絞ったターゲティングのしやすさや、公共交通機関に掲出されることによる信頼性なども、駅広告ならではのメリットです。
視認性が高い
駅広告は他の広告媒体と比較して目に留まりやすく、優れた視認性を持つ媒体です。特に主要なターミナル駅や乗り換え駅では、利用者は電車を待つ間、あるいは移動中に自然と周囲の広告に目を向ける時間が発生します。この「待ち時間」や「移動時間」は、広告に接触する機会を格段に増やします。
例えば、ホームのポスターや改札付近のデジタルサイネージは、ユーザーの動線上に設置されるため、意図せずとも目に飛び込む仕組みです。結果として、広告メッセージが潜在顧客に対して確実に届けられるため、高い認知度を獲得しやすくなります。さらに、自然と目に入ることで広告の押しつけがましさがなく、広告にを好意的に受け取ってもらいやすいことも特徴です。
反復訴求効果が高い
駅広告は、繰り返し接触することによる反復訴求効果が期待できる広告媒体です。通勤や通学などをする人々は、毎日あるいは高い頻度で同じ駅・ルートを利用します。そのため、一度広告を掲出すれば、ターゲットユーザーに対して繰り返しメッセージを届けることが可能です。
継続的な接触によって商品名やブランド名が記憶に深く刻まれると、認知度の向上や購買行動の喚起が期待できます。特定のエリアで生活する人々に対して短期間で深い刷り込みを行いたい場合、駅広告は特に有効な手段といえます。
エリアターゲティングができる
駅広告のエリアターゲティングの精度の高さは、費用対効果を高める上で重要な要素です。駅は、その立地によって利用者の属性が大きく異なります。そのため、出稿する路線や駅、さらには改札内・外、ホームといった具体的な掲出場所を選ぶことで、届けたい顧客層に無駄なくメッセージを伝えられます。
| 駅の立地 | 利用者層 |
|---|---|
| ビジネス街 | ビジネスパーソン |
| 大学の最寄り駅 | 学生 |
| 住宅地 | ファミリー層 |
また、駅の近くの店舗への誘導としても駅広告は有効です。広範囲に及ぶマス広告では難しい、特定の地域や属性に特化したアプローチが、プロモーション効果の最大化につながります。
信頼性が高い
駅という公共性の高い場所に掲出される広告は、一般的に高い信頼性をもって受け止められやすい点が特徴です。
駅構内や電車内に掲示される広告は、媒体社の厳しい審査基準をクリアしているため、不確実な情報や怪しい商品・サービスの広告は排除されています。この公的な空間に存在するという事実が、広告主や商品・サービスへの安心感につながっています。駅広告は、ターゲット顧客の信頼を獲得し、安心感をもって商品を選んでもらうために重要な役割を果たす広告媒体です。
駅広告の費用を検討する際のポイント
駅広告の費用対効果を最大化するには、単に価格だけを見るのではなく、出稿する媒体やエリアを戦略的に選ぶ視点が欠かせません。ここでは、駅広告の費用を検討する際におさえておきたい重要な要素を解説します。
ターゲット層の動向や特性
駅広告を出稿する際は、届けたいターゲット層がどの駅を利用しているかを見極める作業が重要です。ビジネスパーソンを狙うならオフィス街のターミナル駅、若年層にアプローチするなら学生の多い駅といった具合に、ターゲットの生活動線に合わせた駅選びが求められます。
限られた予算でも高い訴求効果を生み出すには、自社の商品やサービスと親和性の高い層が集まる駅を選定することが重要です。駅ごとの利用者データや周辺環境を分析し、最適な出稿先を見極める姿勢が、費用対効果の向上につながります。
広告の掲載期間
駅広告の掲載期間は、費用総額を大きく左右する要素です。一般的に掲載期間が長くなるほど1日あたりの単価は下がる傾向にあり、長期契約によるコストメリットが得られる仕組みとなっています。短期間の集中的な露出が適しているケースもあれば、数ヶ月にわたる継続掲載で認知を積み上げる戦略が効果的な場合もあります。キャンペーンの目的や予算規模に応じて、最適な掲載期間を設定することが重要です。
なお、掲載期間は駅広告の種類によって異なるため、広告の種類による特性も踏まえた総合的な判断が求められます。
制作費や作業費
駅広告の出稿には、媒体の掲載費用に加えて、制作費や作業費が必要です。掲載費用が決定していても、さまざまな費用が追加で発生します。
制作費や作業費の例
・広告物のデザイン費用
・印刷費用
・特殊な加工に必要な費用
・設置・撤去にかかる費用 など
特に、大型の広告や駅構内の壁面を使った特殊広告の場合、デザインや施工が複雑になるため、制作・作業費用も高くなりやすいといえます。事前に詳細な見積もりを取得し、全体予算を把握することが欠かせません。予算をオーバーしないよう、デザインの仕様や素材を工夫して費用を抑える対策も必要です。
まとめ
駅広告は、その高い視認性、反復訴求効果、そして精度の高いエリアターゲティングにより、費用対効果の高いプロモーションを実現できる広告媒体です。適切な媒体選びと戦略的な予算配分が、駅広告による成果を大きく左右します。最適な駅広告戦略を立て、費用対効果の高い出稿を実現するためには、実績とノウハウを持つ専門家のサポートが欠かせません。
エムズコーポレーションでは、お客様の広告目的と予算に合わせた最適な駅広告プランをご提案しています。駅広告の費用や出稿に関するご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。



