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【2022年最新】TikTok広告の種類とメリットデメリット

TikTokは、60秒以内の短い動画を投稿・視聴できる手軽さが若者世代を中心に人気を集め、日本では900万人以上(2018年12月時点)が利用している動画プラットフォームです。
TikTokは企業が広告を出稿できるため、PR動画を通してTikTokユーザーに製品・サービスの認知拡大を行うことが可能です。

TikTok広告の種類と、メリットやデメリットについてご紹介します。

TikTok広告がなぜ効果的なのか

TikTokには、商品やサービス、最新情報を得る目的のために視聴するユーザーが存在します。広告であったとしても興味があれば動画をみる受容性が高いユーザーが多い点が特徴とされています。

夢中で見てもらいやすい

TikTokは、最長1分の短い動画で構成されているため、ながら視聴ではなく全画面表示にして集中して観るユーザーが多い傾向にあります。
TikTokのアルゴリズムは、再生済みの動画からユーザーの興味関心を分析しておすすめの動画を表示するため、飽きが来ず、むしろ前のめりに動画視聴を続けてもらいやすい仕組みです。
ユーザーへのホスピタリティとして、視聴後は強制的に別の動画へ移動することもないため、選んだ動画だけ観ることができます。主体的に選択できることで、夢中になる環境が作られています。

訴求力が高い

動画はアニメーションやBGMなど、文字情報以外に組み込める要素が多いため、文字や静止画より内容の濃い情報をユーザーに伝えられます。
TikTokは、1本の短い動画を興味のままに連続して見続けられるサービスのため、同じ15秒の動画広告が差し込まれても違和感が少なく、他のSNSよりも観られやすいという特徴があります。
ユーザー自ら情報を得ようと訪れている側面もあるため、実際の購買活動につながる効果が見込めます。

広告がコンテンツ化される

TikTokは、商品やサービスを直接訴求するような広告であっても、質がよい動画であれば多くの再生回数が望めます。ユーザーの興味を引く動画として作られていれば、TikTokと連動するTwitterやInstagramでの拡散も期待できます。

TikTok広告は、他の動画配信媒体の広告よりも「いいね」などのリアクションを得やすく、純粋に内容を評価してもらいやすいため、コンテンツとしてファンを作れる動画づくりが重要です。

TikTok広告の種類

TikTok広告の種類には、アプリの起動時に表示される広告から、おすすめの動画内に表示される広告、参加型の広告など4種類あります。
それぞれの特徴をご説明します。

TopView・起動画面広告

TopViewとは、TikTokアプリを立ち上げた直後に表示される広告枠のことを言い、最大60秒までの音声付き動画が掲載できます。起動画面広告は、TopViewと同様にアプリを起動した際に表示される広告です。静止画1種類もしくは3秒から5秒の動画を掲載できます。どちらともに1日1社限定の広告枠のため多くのインプレッションを期待できます。
動画内に広告元のリンクが設定できるため、ホームページへ誘導することも可能です。

メリット・デメリット

TopViewと起動画面広告はアプリ起動時に例外なく縦型フルスクリーンで広告表示されるため、TikTokユーザーに対して強いインパクトを与えられます。
立ち上げるたびに表示され、見逃されることもないため、広告元の知名度や認知度を上げられるというメリットがあります。広告枠の金額は一律のため、種類によって費用が左右されません。1日1社だけが掲載枠を独占できる反面、約500万以上と費用は高額という面がデメリットとして挙げられます。

インフィード広告

インフィード広告とは、ユーザーが投稿した動画の間に表示される15秒から60秒の広告です。
その中から2種類について詳しくご説明します。

Reach&Frequency

Reach&Frequencyは、配信前に訴求したい対象や、広告を閲覧したユーザーの数、広告が表示された回数の目標値をシミュレーションすることができます。
推定される閲覧数からシミュレーションをしたうえで、実際に掲載される150日前から広告枠を予約できます。
起動画面広告よりも安価な広告枠のため、ブランドの認知から商品やサービスの訴求につながる長期的な利用ができるでしょう。広告枠を利用する前に実際の効果を検討したい方におすすめのサービスです。

Spark Ads

Spark Adsは一般のユーザーが投稿した動画を活用し、そのまま広告として運用できる広告サービスです。
ユーザーが広告元の商品やサービスを紹介した動画や、企業アカウントから配信した動画に対し、リンク先へ移動するボタンを付けられます。
動画そのものが魅力のあるコンテンツであった際に広く認知させる効果があるでしょう。
間接的に商品やサービスのよさを伝えたい場合に使います。

ブランドオークション

ブランドオークションは掲載し始めてから配信する動画の内容や訴求する対象、広告費用の設定を調整しながら運用できる運用型の広告です。ブランドオークション以外の広告は、事前に費用が決まっており、効果がみられなかったからといって、掲載期間を短縮できません。
視聴者のリアクションに応じてより効果のある訴求をしたい方に適しています。

メリット・デメリット

TikTokにおすすめとして表示される動画は、ユーザーが検索したワードや過去に閲覧した履歴から適した内容が表示されます。おすすめに表示される広告枠のブランドオークションは、広告元の商品やサービスに興味を持ちやすいユーザーへ宣伝できることがメリットです。

ただし、裏を返せばターゲットが限定されます。
広告元にアクセスしたとしても直接の売上にはつながらないため、目的に応じて使い分けます。

ハッシュタグチャレンジ

ハッシュタグチャレンジとは、ユーザー参加型の広告です。
広告元の企業がテーマとなるハッシュタグを用意することで、一般のユーザーへ企業に関連したコンテンツの作成や投稿を促せます。
SNSの広告運用は増えているため、企業発信の情報は埋もれてしまいます。
ハッシュタグチャレンジはユーザーから主体的に関わってもらうことで、注目を集められる広告です。
動画投稿の敷居が低いTikTokの特性を活かして拡散できます。

メリット・デメリット

ハッシュタグチャレンジのメリットとして、企業のお題にチャレンジしてもらう形式のためユーザー間で一体感が生まるという点が挙げられます。
広告色も薄いため、嫌悪されにくい点もよさといえるでしょう。
商品やサービス、企業そのものの認知度をあげられ、新規顧客の獲得を期待できることがメリットといえます。
ただし、注目を集め、広く拡散されるには、有名人やインフルエンサーの起用を検討する必要があります。費用をかけてでもサービスの拡充に力を入れたい方に向いています。

ブランドエフェクト

ブランドエフェクトは最新の技術を使うことで、動画投稿者や視聴者に商品やサービスを利用した時の疑似体験を提供する広告です。
平面または立体のエフェクト効果を利用し、ユーザーの顔や体のパーツに使った際の見え方を変えることができます。
広告内にパッケージのロゴマークを入れると、ーザーに体験してもらいながら企業の認知度を高められます。

メリット・デメリット

ブランドエフェクトのメリットとしては、商品やサービスを購入する前の段階で実際に使用してみたような体験をユーザーに与えられることです。
ユーザーが楽しみながらサービスそのものに触れられるため、リリースする前からファンの獲得が期待できます。
ただし、ブランドエフェクトには技術費用がかかるため高額になります。
作業工数も多くなるため、広告を打ち出すまでに時間もかかることがデメリットとしてあげられます。

TikTokを活用して効果的に訴求しよう

TikTokは視聴者と動画投稿者の垣根が低いサービスです。
1本当たりの動画が短いため、広告が挿入されたとしても、他の動画配信サービスより抵抗感を持たれないという利点があります。ユーザーに興味を持たれるコンテンツを作り出せれば、広く流行を作ることもできます。費用や訴求したい内容から広告の種類を選び、自社に合った形態で効果的にTikTokユーザーへ伝えましょう。

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