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年々盛り上がる映画!そこで流れるCMって高いの?

映画館に行くと、上映が始まる前にCMが流れますよね。映画館のCMは「シネアド」と呼ばれ、イベント前シーズンを中心に人気の媒体です。広告の柔軟性も高く、ターゲットや地域を細かく絞って放映することもできます。

特に中長期の休みは、話題の新作映画が相次いで公開されるタイミングです。

シネアドはテレビCMよりも低予算で開始できるというメリットもあるので、コマーシャルCMを流す先を探されている方は、一度検討されてみてはいかがでしょうか。

シネアドの特徴とメリット

映画館で放映するCM「シネアド」とは、映画の上映前に流される広告媒体です。テレビであればコンテンツ本編の合間にCMが挟まれるのが一般的ですが、シネアドの場合は、映画が始まる前にCMをまとめて流す形式です。この独特の放映形式により、シネアドには次のような特徴があります。

強制視認性が高い

映画館の中で流れるので、想定する視聴者はみなスクリーンに集中している状態です。映画館という非日常を楽しむため、映画が始まる前であっても、スマホや雑誌などではなくスクリーンに見入る人が多いと想定されます。インターネット上の動画広告のようにスキップされたり、テレビCMのようにザッピングされたりということもありません

また、映画館ならではのしっかりとした音響設備で音声を流せるのもポイント。屋外の雑踏の中や家庭の生活音の中で耳にする音声と違って、余計なノイズが入ることなく、クリアに情報を伝えることができます。シネアドは、CMの内容を的確に伝えられる媒体と言えるかもしれません。

映画の内容によってターゲティングができる

放映する映画の内容によって、CMを流すかどうか細かくターゲティングか可能です。例えば、子ども向けの映画であれば、ファミリー層への強い訴求が期待できます。恋愛映画であれば、若い女性やカップルに、時代劇であれば中高年になど、映画の内容によって視聴層はガラッと変わってくるので、自社のターゲット層が見るであろう映画を予測して出稿することで、費用対効果を高めることができます。

エリアを限定できる

全国の映画館だけでなく、エリアを絞って限られた地域の映画館だけにCMを流すことができます。地域性のあるCMの場合も、広告の無駄打ちを行うことはありません。

長尺のCMも流すことができる

シネアドは、1本あたりのCMの長さも比較的柔軟性が高いです。60秒、90秒といった長めのCMも低予算から放映することができるので、CMあたりの情報量を多く設定することも可能です。

シネアドの展開例

もちろん、シネアドにも弱みがあります。広告を見て良い商品/サービスだと思っても、視聴者はそのまま映画を見てしまうので、すぐに集客や購買に繋がるわけではありません。そのため、いかに限られた時間の中に魅力的な情報を詰め込み、後で思い出して行動につなげるかという工夫が必要です。映画館のお客さんにCMと合わせてチラシやサンプルを配布することもできるので、そういったプラスアルファと組み合わせて活用することで、より効果を高めることができるでしょう。

シネアド✕パンフレット

映画が上映されるまでの待ち時間に手にとって読んでもらえる可能性があります。CMの内容と合わせて展開することで強く印象づけることができ、パンフレット自体が手元に残るので、思い出してもらえる確率が高いです。

シネアド✕クーポン

パンフレットほどしっかりした配布資料でなくても、クーポンなどと連動することで映画を視聴後のお客さんを実店舗に誘導することができます。例えば、当日や規定期間内にクーポンを使うことで、割引やプレゼントなどの特典が得られるという形のCMを放映すれば、行動に繋がりやすくなるはずです。

シネアド✕サンプリング

来場者特典として、グッズなどを配布する映画もありますよね。そのような形で、来場者にサンプリングを配布することも可能です。費用はかかりますが、実際に使ってもらえば購入繋がる可能性があります。

シネアドの料金相場

シネアドは、動画広告の中でも比較的手頃に展開することができるというコストパフォーマンスが魅力です。例えば、全国に放映したとしても、1,000万~1,500万円で展開できるケースがあります。地域を絞れば、20万円~出稿可能というのが一般的な料金です。

せっかくCM映像を作ったのに流す場所が少なくてもったいないと感じている場合や、ターゲットを絞って効果的な広告展開を行いたい場合、テレビは料金が高くて諦めている場合などは、ぜひ積極的に取り入れて見る価値はあると思います。

コマーシャル媒体として、シネアドを検討しよう

話題の映画が公開されるタイミングは、シネアドを始めるのに絶好のタイミングです。CMのターゲット層がはっきりしていて、低予算で始められる広告を探している方は、ぜひこの機会にシネアドを検討してみてはいかがでしょうか。

   

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