アドワーズエクスプレスとは？グーグルアドワーズとの違いや注意点｜広告コラム

アドワーズエクスプレスとは？グーグルアドワーズとの違いや注意点

2018.05.10

ネット広告で有名なのが、グーグルアドワーズ広告とYahoo!広告です。

どちらの広告も、ターゲット層や予算などを細かく設定でき、クリックやコンバージョン率によって、設定をリアルタイムに変えられたりなどの高機能により成果が出やすいです。しかし、ネット広告を上したことがない経営者にとっては設定などが難しく、なかなか手が出せないのが正直なところです。

そんな中で、登場したのがアドワーズエクスプレスというGoogleの地域密着型ネット広告です。

今回は、地域密着型の実店舗や会社を持つ経営者におすすめなアドワーズエクスプレスについて、詳しくお話しします。

アドワーズエクスプレスとは、主に実店舗を経営している経営者に向けたGoogleの広告配信システムです。

Googleには、アドワーズ広告という有名なネット広告配信システムがあります。

アドワーズエクスプレスはアドワーズ広告と似ている点もありますが、一番の違いは設定などがシンプルなことです。そのため、難しい設定をしなくても、Googleが自動的にターゲット層を絞って広告を配信してくれます。

これまで、アドワーズ広告に興味があっても設定が難しいため、なかなか手が出せない経営者が多かったはずです。しかし、アドワーズエクスプレスは、グーグルアドワーズ広告の中の最低限の機能で運営できるシンプルな広告配信システムで、ほぼ自動でターゲット設定などを行ってくれます。

ただし、ターゲットの設定は自動のため、必ずしも正確とは言えず、アドワーズ広告のような細かい設定ができない分、機能に物足りなさを感じる場面も出てくる可能性があります。しかし、そうした時にアドワーズエクスプレスからグーグルアドワーズに切り替えられる機能があるため、柔軟に対策していけます。

アドワーズエクスプレスは、ローカルビジネスだからこそ活用したいGoogle広告です。

実店舗の所在地に合わせて、その地域に向けて広告配信をしてくれるため、成果が上がりやすいです。アドワーズエクスプレスの特徴は、次の通りです。

実店舗の所在地からターゲットを自動で絞り、地域情報により定めたターゲットに向けて、広告を出稿できます。

検索ユーザーが地域名でGoogle検索したときの結果だけではなく、検索ユーザーのモバイル端末などのGPS情報から地域を判別して、広告を出稿してくれるという自動システムがあります。

ユーザーが地域名などでGoogle検索した時の検索結果だけではなく、Googleマップ上にも、実店舗の所在地が青いピンで表示されます。青いピンをタップすると、お店の情報が出てくるシステムになっています。

また、検索の場合だけではなく、モバイル端末などのGPS情報からユーザの地域情報を判別して、マップ上に青いピンで実店舗を表示してくれます。例えば、マップを使って目的地を探している時などにも、近辺の実店舗が青いピンで表示されるため、より多くの方に実店舗を知ってもらえるチャンスが広がります。

グーグルアドワーズと同様に、アドワーズエクスプレスも予算を決めて配信できます。また、予算の設定もグーグルアドワーズと比較するとアドワーズエクスプレスがシンプルで使いやすいです。

1ヵ月の予算の上限を決めることで、予算の範囲内で無駄なく広告配信してくれます。

設定や管理がシンプルで使いやすいアドワーズエクスプレスですが、2点だけ注意点があります。

広告を出稿する際に、Googleのポリシーに沿って審査が行われます。

審査の基準はGoogleのポリシーが基本になっているため、グーグルアドワーズと同じですが、アダルト関係や医薬関係、公序良俗に反したカテゴリーの実店舗や広告内容は、不適切とみなされて登録不可となります。

アドワーズエクスプレスには、ウェブサイトのURLを35文字以内にするという制限があります。そのため、ウェブサイトのURLを短くする必要があります。

これまでに、グーグルアドワーズを興味を持ち、使い方を調べてみたところ難しすぎて挫折した経営者でも、アドワーズエクスプレスなら簡単に活用できるかもしれません。

実店舗ある地域密着型の店舗や会社に特に最適なアドワーズエクスプレスなら、自動のターゲット設定による広告配信で、さらなる顧客獲得へとつなげていけるでしょう。