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「クレド」で、会社の信条を社内スタッフへ意識づける

みなさん。「クレド」という言葉をご存知でしょうか。

近年、楽天やGREE など大手企業が次々とこの「クレド」を導入しています。
クレドとは、「信条」を意味するラテン語で「企業の信条や行動指針を簡潔に記したもの」を意味します。
企業ですと、経営理念や会社の約束などを分かりやすく整理し、社員が具体的に行動できるように明文化したものを指します。
組織が機能を発揮するのには、「規律やルール」が必要不可欠になってきます。

近年、安くて便利な商品がたくさんあります。
こういった環境の中、価格競争が激しくなり
商品や価格で他者との差別化を図ることが難しくなってきました。
そこで、サービスでの顧客満足を獲得しようと、業務マニュアルによる社員教育システムを導入している企業が多いものの、細かな部分までの人材育成は難しいのが現状なのです…

そこで、注目を集めているのが、お客様の「こころ」に訴えかけ、「こころ」で対応する仕組み「クレド」です。
最近では、業種・規模を問わず、多くの企業で導入されるようになり、企業とそこで働く社員によい影響を与えています。

クレドを導入する企業の多くは、仕事への誇り、社会に貢献しているといった意識を盛り込み、会社の価値観を形にして社員に伝えていくツールとして「クレド」を活用しています。

また、クレドを活用している企業の多くが、クレドを名刺サイズのカードに印刷して常に社員が携帯できるようにするなど、朝礼や仕事中などでもすぐに確認できるように工夫されています。

クレドは社員全員で考える

会社の代表が考えるものでは…?

と思われがちですが、それは会社の経営理念となんら変わりなくなってしまいます。

クレドの内容は、社員一人一人が自ら考え作成します。
この会社で成長し、成功するためにはどうすればよいのかを自分たちで考えることにより、社員は会社にいる意味や仕事ができることの喜びなどの「思い」を共有し、絆を深めていくことができます。

また、その意識は社内関係のみならず、お客様に対しても同じ意識で対応することが自ずとできてくるのです。
また、クレドには理念や価値観をシンプルにまとめて、社員全体に浸透させる効果があります。

シンプルな言葉で伝えるからこそ、その理念や価値観が浸透します。

クレドの作成方法

クレドには決まった作成手順はありません。
しかし、これからご紹介する4ステップに分けてクレドを作成すると、良いクレド・成功するクレドを作ることができます。

1.社員全員でクレドを考える

クレドは社員一人ひとりに浸透させるということを目的としています。
そのため、経営者を含む全社員が一緒になってつくることに意味があるのです。

クレドが経営者や幹部など、現場の社員が普段は顔さえも合わせない人から突然配布されても社員たちのその意識はなかなか芽生えません。
クレドは、社員一人一人が参加し思いを伝え作りあげるものです。
その結果、「自分たちもクレドづくりに参加した」「自分たちで考えたクレドなんだ」という思いを社員に抱かせることができるのです。

2.ゴール設定をしっかり行う

クレド作成時に、目的やゴールはいったいどこなのか、明確にしておく必要があります。

時間を掛け何かを決めて行動するということは、当然、それ相応の成果が求められます。
せっかくクレドを社員一丸となって作成しても、ゴール(結果)がないと、成果が見えにくく、次につなげる活力にならなくなってしまいます。

3.クレドの具体化

クレドはただ社員全員で話あって決めて終わりではありません。
それは単なる口約束になりかねないからです。

クレドの内容が決まったら読み手である社員にわかりやすいように、カードなどを作成します。
そうすることにより、仕事中や移動中など、いつでのクレドを確認することができ、常に意識を持って行動することができます。

4.お客様の声を集める

クレドに欠かせないのが、このお客様の声です。

クレドを決め行動してからどのように変化したのかは、やはりお客様が一番変化を感じているのではないでしょうか。

もし、今までと変わらないという声があったとしても真摯に受け止め、もう一度クレドを見つめ直すいい機会になります。
また、お客様から対応が良くなったなどのお褒めの声は、さらに社員の活力となります。

エムズコーポレーションのクレド

参考に、弊社のクレドをご紹介します。

弊社のクレドも、名古屋、東京とで全社員が参加し、何度も皆で話し合いをして作り上げたものです。

お客様

私たちは、お客様に必要とされる存在であり続けます。

仲間

私たちは、コミュニケーションを大切にし、感謝の心を持って、仲間と共に最高の仕事をします。
仲間とは、社員とパートナーの事である。パートナーとは、我々と一緒に仕事をするすべての人、すべての会社である。

家族

私たちは、家族の支えに感謝し、家族と共に安心して暮らせる会社をつくります。

自分

私たちは、挑戦を続け、成長し続けます。

社会

私たちは、社会にとって不利益になる企業・商品・サービスのプロモーションに加担しない事を約束します。

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