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資生堂の復興支援寄付付きフレグランス「椿の夢」のコンセプトと内容

寄付付き商品を使ったコーズリレーテッドマーケティングが注目される中で、様々なコンセプトにより、個性あふれる商品が続々と登場しています。

そんな中で、近年国内で注目されたのが、東日本大震災の復興支援のために誕生した資生堂の寄付付き商品です。

ここでは、寄付付きフレグランスの「椿の夢」のコンセプトや内容についてご紹介します。

資生堂の復興支援寄付付きフレグランス「椿の夢」とは?

資生堂のフレグランス「椿の夢」とは、東日本大震災の復興支援のための寄付付き商品です。

岩手県大船渡市、陸前高田市の産業と観光の活性化に向けた復興支援活動の一環として誕生したフレグランスで、大船渡市を代表する花でもある「三面椿」の成分が配合されています。

「椿の夢」は、資生堂のWebサイトのワタシプラスで数量限定で販売されました。

性別や年齢を問わずに、心も体もリラックスできる椿の爽やかな香りが特徴で、顔や体だけではなく、部屋や寝具にも使えるおやすみ前のフレグランスです。

「椿の夢」の売り上げの一部は、団体を通じて、東日本大震災の復興支援のために寄付される仕組みです。

資生堂の「椿の夢」誕生のきっかけ

資生堂は、2011年より東日本大震災復興支援活動を続けていました。
その中で、被災地では睡眠の不調に悩まされている人が多いことに直面しました。

そこから現代社会においても、ストレスなどによって睡眠の不調に悩む人が多いのではないかという考えに至り、おやすみ前にリラックスできる香りのフレグランスの製造を考えるようになったのです。

フレグランスの「椿の夢」は、被災地にてヒアリングを行うなど、被災者の協力も得て、商品化へ向けて行った寄付付き商品です。

フレグランスの香り成分には大船渡市の椿の代表でもある三面椿の香りを採用しました。

そのきっかけとなったのは2012年から行なっていた岩手県大船渡市での植樹活動の「未来椿プロジェクト」でした。

現地での「未来椿プロジェクト」の活動を通し、大船渡市を含む気仙地域では、椿という植物がどれだけ大切に扱われてきたのかがよく分かり、それがフレグランスの「椿の夢」という寄付付き商品を誕生させるきっかけとなったのです。

資生堂の「椿の夢」の反響は?

資生堂の東日本大震災の復興支援寄付付きフレグランス「椿の夢」は予想以上の反響で、3ヶ月で5,000本が完売しました。

目標は半年で5,000本の完売させることでしたが、結果的には、たったの3ヶ月で5,000本完売するという驚異的な反響でした。

社会貢献と企業利益を結びつけたコーズリレーテッドマーケティングは、新しいマーケティング手法として多くの企業でも用いられています。

しかし、今回の資生堂の復興支援寄付付きフレグランス「椿の夢」のように、被災地の一部でもあった岩手県の陸前高田市を代表する椿の花をモチーフにしたことが最も特徴的でした。

これは、新しいコーズリレイテッドマーケティングの形としても注目されました。

復興支援からパートナーシップへと発展させていく姿勢

資生堂は、東日本大震災復興支援の寄付付き商品の「椿の夢」だけにとどまらず、長期的な復興支援として、岩手県陸前高田市を代表する椿を産業として根付かせていく方針です。

寄付付き商品をきっかけに社会と企業が直接的に関わって行こうとする動きが増えている中で、資生堂は、東日本大震災の復興支援とともに、長期的な取り組みにより、岩手県の大船渡市をパートナーシップとして位置付けていきたいと考えています。

そのために、さらに様々な活動が現地で展開されようとしており、他の企業からも注目されています。

まとめ

多くの企業が寄付付き商品を用いたコーズリリレーテッドマーケティングを採用する中で、それぞれの商品のコンセプトや展開方法などが注目されています。

コーズリレーテッドマーケティングは企業のイメージアップにもつながるため、新しいマーケティング手法として注目されています。

その中で最も重要視するべきなのが、企業イメージと方針に合った寄付付き商品のリリースです。

企業イメージと方針からずれた寄付付き商品をリリースしても、失敗に終わるケースも増えているため、成功への鍵として資生堂の一例のような成功事例を知っておくといいでしょう。

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