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ターゲットは外国人観光客!マーケティングの国際化

ビザの緩和や円安などの影響により、日本を訪れる外国人観光客の数は年々増加しています。こうした現状を踏まえたうえで、より効果の高いマーケティングを行うためには、日本人だけでなく外国人観光客にも目を向けることが大切です。そこで以下では、“外国人観光客を視野に入れたマーケティング”を行うにあたり必要なポイントについてご紹介します。ぜひご参考ください。

日本における外国人観光客の増加

2015年、日本を訪れた外国人観光客の数は約1,970万人。その数は、2014年に比べると約1.5倍もの伸び率となっており、これからも増加していくと予想されています。

観光施設の見学やお土産品の購入、ホテルへの宿泊など、大きな経済効果をもたらしてくれる外国人観光客は、日本にとって重要な消費者です。とはいえ、商品やサービスの説明が日本人向けだと、外国人はこれらの魅力を深く知ることができません。この場合、商品購入やサービスの利用に結びつかないことが考えられます。こうしたことを防ぐためにも、外国人観光客向けにマーケティングを行うことは非常に大切なのです。

では、具体的にどのようなマーケティングを行えばよいのでしょうか。

外国人観光客を顧客として取り込む為に必要なこと

日本を訪れる外国人観光客に向けて効果的なマーケティングを行うためには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

インバウンド市場を理解する
「インバウンド」とは、外から中に入ってくるデータのことで、ここでは外国人観光客のことを指します。外国人観光客にはどういった商品が人気なのか、何に魅力を感じやすいかなど、インバウンド市場を知ることで外国人観光客にマッチした販売戦略を立てることができます。

多言語化
外国人観光客に商品やサービスのことを知ってもらうには、広告を多言語化することも大切です。ホームページや店内POPなど、外国人観光客が目にするものを多言語化すれば、商品やサービスの概要・魅力を的確に伝えることができ、商品購入やサービスの利用を促しやすくなります。なお、このとき、あらゆる国の言語に対応しようとするのではなく、英語圏の国だけ、ヨーロッパの国だけなど、ある程度ターゲットを絞るとより実行しやすくなります。

具体的なペルソナ設定
具体的なペルソナ(ユーザーモデル)を決めることも大切です。ペルソナを設定することで、購入してもらいたい消費者像が明確になるため、的確な販売戦略を立てることができます。また、狙ったターゲットに対して確実にアプローチすることができるため、消費者を商品購入へと促しやすくなります。

SNSの活用
日本へ旅行に訪れる外国人観光客のなかには、SNSで情報を収集している人も少なくありません。TIC(ツーリスト・インフォメーション・センター)の調査によると、日本滞在中にSNSを使用している外国人観光客は約42%にも上っています。とくに、位置情報機能が充実しているSNSは情報検索がしやすいため、頻繁に使用されています。こうしたことからSNSをうまく活用すれば、外国人観光客の認知度の向上が期待できるといえます。

以上が、外国人観光客向けマーケティングで抑えておくべきポイントです。これらを実践することで、より戦略的なマーケティングが行えるようになります。

マーケティング成功の鍵は“視野を広げること”

日本人だけでなく外国人観光客も顧客層に取り込みたいのなら、上記のポイントを踏まえたうえでマーケティングを行ってみてはいかがでしょうか。外国人観光客に向けたマーケティングを成功させるには、外国人の目線に立って商品販売戦略を立てていくことが大切です。また、Facebookなど現代ならではのツールを活用すれば、潜在層にも宣伝することができます。マーケティング施策に新しい刺激をプラスするという意味でも、ぜひ実践してみてください。

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